他の本の合間にゆっくりと読んでましたが、やっと終わりました。
私自身はいわゆるプログラマではありませんが、ちょっとしたJavaScriptやFlashのActionScriptは仕事で書きます。
他にも統計処理なんかも興味を持っているのですが、常々思うのは数学の素養が足りないと言うこと。
そんなこともあってこの秋から放送大学に入って数学の勉強をしてみようと思っており、そんな数学熱の高まりを受けてのこの本の選択でした。
この本、タイトルからしてちょっと難しそうな印象ですが、数学読みもの(?)の一種だと思います。読んだら数学力がグングン伸びる、というものではなさそうです。数学的な考え方が紹介されている、そして、プログラマ的な視点から、それらの考え方をどのように役立てていくかのヒントが述べられている、という感じです。特定の言語のチュートリアルではないので、すぐに活かせるサンプルコードが載っているものでもありません。
いってみれば即効性のあるものではないのですが、数学的な考え方にとにかく苦手意識を感じている、プログラマ見習いの方にはオススメです。
だいたい、それほど複雑なプログラムでなければ、高度な数学知識は無くても感覚と力業で解決できることがほとんどで、恥ずかしながら自分もそうやってやってきたクチですが、基本に立ち返って頭の中を整理すると言うことはやはり必要なようです。
ちょっと難解なところは読み飛ばしてしまっているので、またそのうち振り返ってみようと思っています。